押入れ作業の中心にいる道具
押入れでレザークラフトをするうえで一番活躍している道具が何かと聞かれたら、迷わずこれを挙げる。知り合いから作り方を教わって自分で組み上げた自作ハンドプレス機だ。
3年使い続けて、今の形に落ち着いた。今回はこの道具の使い方を全部まとめて紹介したいと思う。

構造はシンプル
木材をベースに、赤いハンドルのトグルクランプとドリルチャックを組み合わせた構造になっている。チャック部分に菱目打ちやホック打ち具を差し替えて使う仕組みだ。
ハンマーを一切使わないので完全無音。賃貸の押入れで夜中に作業できているのはこの道具のおかげといっても過言ではない。
普段の使い方① ホック取り付け
一番よく使う場面がホックの取り付けだ。
台座にオールマイティプレートを置いてその上に革をセットする。オールマイティプレートは金属製の板で表面に均等な穴が並んでいて、ホック打ち具の足を穴に合わせることでぶれずに真っ直ぐ打ち込める。
ハンドルをゆっくり押し下げるだけでばねホックもジャンパーホックも綺麗に取り付けられる。以前ハンマーで叩いていた頃は音が気になって躊躇していた作業が、今は気軽にできるようになった。

普段の使い方② 菱目打ちでの穴あけ
チャック部分に菱目打ちを取り付ければ穴あけにも使える。ハンマー不要なので当然無音だ。
ただ正直に言うと、穴あけは別の方法をメインにしていることが多い。菱目打ちを1本ずつ体重をかけて押す方法やスクリューポンチの方が小回りが利くからだ。ハンドプレス機での穴あけは革が厚くて力が必要なときに特に重宝している。
側面の菱目打ちホルダー
ハンドプレス機の側面には革のベルトをネジで固定して菱目打ちを収納できるようにしている。知り合いから教わったアイデアで、端切れの革をベルト状に切ってネジ留めするだけで作れる。
作業中に道具をすぐ手に取れるのが地味に便利で、一度つけたら手放せなくなった。余った革の端切れの使い道としても優秀だ。

市販品と比べてどうか
市販のハンドプレス機は1万円前後から売られている。精度や耐久性は正直市販品の方が上だと思う。
ただ自作品には自分の環境に合わせて改良できる自由がある。菱目打ちホルダーのような収納も市販品には簡単にはつけられない。押入れという限られたスペースで使うなら、自分でカスタムできる自作品の方が向いていると感じている。
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まとめ
自作ハンドプレス機があればホック取り付け・穴あけが完全無音でできる。オールマイティプレートと組み合わせることでホックの仕上がりも安定する。側面の菱目打ちホルダーで道具の収納もまとめられて、押入れの限られたスペースを有効に使えている。
賃貸で無音作業にこだわるなら、ハンドプレス機は絶対にあった方がいい道具だと思っている。


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