音が出せない問題、どう解決したか
レザークラフトを始めて最初にぶつかった壁が「音」だった。
作業場所は自宅のハイツの押入れ。壁も薄いし隣や下の階への騒音は正直かなり気になる。YouTubeで作り方を調べると、みんな当たり前のようにコンコンと菱目打ちを叩いている。あの音、絶対に出せない。
「賃貸でレザークラフトは無理なのか?」と一時は諦めかけたけど、工夫次第で夜中でも完全無音で作業できるようになった。同じ悩みを持っている人の参考になればと思って書いてみる。
やってよかった3つの工夫
① 4本菱目で印→1本菱目で押して開ける
まず4本菱目打ちを軽く押し当てて穴の位置に印だけつける。打ち込まなくていいので音はほぼ出ない。そのあと1本菱目打ちで1つずつ体重をかけてじわっと押して開ける。ハンマーは使わない。これだけで夜中でも完全無音で作業できるようになった。
さらにうれしい誤算があって、革を複数枚重ねても表と裏の穴の大きさが均一になるのだ。4本菱目でまとめて叩くと微妙にズレが出ることがあるけど、1本で丁寧に開けるとそれがない。最初は手間だと思っていたけど、今はむしろこっちの方がいいと思っている。
② 100均のコルク板を下に敷く
作業台の下に100均のコルク板を敷くだけで安定感が全然違う。菱目打ちをしっかり奥まで押し込めるので穴が中途半端にならずきれいに開く。振動も吸収してくれて音対策にもなる。100円でできる一番コスパの高い対策だと思っている。
③【8,000円の価値あり】スクリューポンチが最強だった
静音で穴あけできる道具を探していてたどり着いたのがスクリューポンチだ。
革に当ててくるくると回すだけ。ハンマーもいらないので完全無音。穴のサイズも豊富に揃っているので作りたいものに合わせて使い分けられる。8,000円と初心者には少し高い買い物だったけど、これが今まで買ったレザークラフト道具の中で一番買ってよかったと断言できる。
菱目打ちで開けるのとはまた違う穴になるけど、きれいな丸穴が並ぶのを見る満足感があるし、そのまま縫う作業もとにかく楽しかった。賃貸でレザークラフトをやりたい人には本当におすすめしたい一品。
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現在の課題:レーシングポニー問題
穴あけはなんとかなってきたけど縫い作業にはまだ課題がある。レーシングポニーがあれば両手で縫えるのに、今は手で革を持ちながら縫っているのでかなりしんどい。100均のクリップで挟んでみたけどやっぱり安定しなくて縫い目がなかなか綺麗にならない。
買うと結構高いので100均の材料だけで自作できないか今ちょうど考えているところ。うまくいったら次の記事で報告する。
まとめ
• 4本菱目で印→1本でじわっと押すだけで夜中でも完全無音
• 1本菱目は革を重ねても穴が均一になるメリットがある
• 100均のコルク板を敷くと安定して奥までしっかり開けられる
• スクリューポンチは8,000円の価値あり。静音穴あけの最強道具
押入れの中でも、夜中でも、工夫次第でレザークラフトは十分楽しめる。完璧な環境じゃなくてもなんとかなるのが、この趣味の面白いところだと思っている。